2014年6月3日火曜日

最近見た展示まとめ。



こんばんはー。

中学校の頃の美術の成績は2でした。

そんな私が大学では写真部ですよ。こわいねー。



そんな美術には疎い私が、
大学生になって写真をはじめてから
芸術に触れたくて触れたくて。

去年夏に若冲展のミュージアムショップで
バイトしてから、さらに。

美術館めぐりとか好きになっちゃった。



特に、7月に写真部での展示を控えているので、
モチベーション上げたくて。


ここ最近行ったのをまとめます。




あまり時間がなくて、会期ぎりぎりになっちゃったけど。
先週の木曜日は、福島県立美術館へ。






これが見たかったのです。
世界各国の絵本作家の原画がずらり。



もちろんいわさきちひろの作品が一番多いのですが、

エリック・カールのはらぺこあおむしとか、

アーノルド・ローベルの
がまくんとかえるくんとか。


中でも一番見れて嬉しかったのが、
にしまきかよこの「わたしのワンピース」。


実家にもまだ絵本置いてあるし、
子どもの頃本当に大好きだったのー!


子供の頃を思い出すような、わくわくする展示でした。






ミュージアムグッズもかわいらしいのがいっぱい(*>ω<*)
ショップ袋までいわさきちひろ。




そして昨日は、メディアテークへ。
「写真新世紀仙台展2014」を観に。






写真新世紀は、毎回「分かんないな」
と思いつつも衝撃を受けるので、
今年も楽しみにしていました!


うん、今年もまったく分からない作品あった(笑)
写真そのものより、込められた想いを感じるものなのかもなあ。



一番いいなって思ったのは、藤井宏樹さん。
「おかんとメモ」、ブックの順番にどきっとしました。
あれはずるい。
くすっと笑ってしまうくだらないメモの次のページが、
呼吸器を付けているお母さんの写真なんて。


お母さんのメモがすごく愛に溢れていて、
それを撮る藤井さんのお母さんへの想いが伝わる。




今回の写真新世紀は、「距離感」と「刹那的」なものが目立った気がする。
というのも、きっと今私が重視しているのがそれだからかなあ。


日常がゆるりと続く隙間に非日常が見えるとき、胸が苦しくなる。

永遠に続かないんだと思ったとき、
触れられないんだと思ったとき、
涙が出そうになる。




そしてやっぱり、写真家の写真の力はすごい。
すごいなんて、ありきたりな言葉でごめんね。


「写真で何ができるだろう?写真でしかできないことは何だろう?」


この展示を見て、私が思うことは、

「写真でしかできないことは絶対にある。」

だから、私は自分にしか撮れない写真を追い求めたいって思った。
きっとあるはずだから。

私にしか撮れないものが。
写真にしかできないことが。





もうすんごくモチベーション上がりました。
撮るぞ撮るぞ。





そしてメディアテークすぐそばの
「SENDAI KOFFEE CO.」へ。






こちらでも現在写真展を開催中です。
中村ハルコ写真展。


壁一面に大判プリントが並びます。






なんとも素敵な空間。

透明感溢れながらも、いきいきとした写真たち。






ポストカード買ってくれば良かったかなあ。


すごい好きだなって思ったの。
写真新世紀みたいな、バリバリの展示もいいけど、
カフェの一部になるような、あたたかい展示。
まあ今回はサイズ的に存在感あったけど。


ここは仙台に来ると結構な確率で行くから、
何も飾っていないときだと、空間が無機質なのね。
天井もむき出しだし。
それがクールでいいのかもしれないけれど。


ところが、写真があることでぬくもりのある空間になる。


カフェでの展示は、混んでいたら
一枚一枚は見れないけれど、
それもアリなのかなあ。




参考にしたいと思います。






スコーンすっごく美味しかったー。





今回見たものが、なんらか私の役に立てばいいな。
いやモチベーションはすごく上がりましたが。



最近、展示を見ると心がぎゅっとして、
泣きそうになります。

自分の感受性の高さにびっくりです。
THE・感覚人間。

でもその感じたことを言葉や形にするのがすごく難しくて。
なんとかまとめて、まずは7月。撮ります。宣言する!

モノクロで出します。はじめて。
今週中にもう一本フィルム撮り終えたいね。


今日から私と接する人は、
私の被写体になっても文句言わないでください。笑






それでは、良い夢を。
おやすみなさい。。。


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